成功の10か条

【成功の10か条】

「人生は人間関係で始まり、人間関係で終わる」という言葉がありますが、今日ほどこの言葉が身にしみる時代はありません。それだけに、人間関係のエキスパートになれたら、どんなに人生は楽しくなるでしょう。しかし人さまざまで、自分と気が合わない人、自分をいじめる人等、難問が多く、人間関係の波を乗りきるのに苦労します。そんな現実に対してどのように対処したらよいかを考えてみましょう。

1、【発想を変える】

犬が人にかみついてもニュースにならないが、人が犬にかみつくとニュースになると言います。人間関係も腹が立つ時、立場を変えて相手のほうから考えたり、行き詰まった時、角度を変えて物を見ると不思議と新しい世界が広がります。



2、【嫌いな人がいることを恐れるな】

ある人は、みんなを好きにならなければと誤解します。しかし、自分に合わない人がいても、気にしないことです。自分が傷つくのを恐れ、人から嫌われるのがいやなために、人を受け入れようと努力する人がいます。しかし、自分と違った音色を出す人がいてもよいということを受け入れたら、どんなに楽でしょうか。無理をしなくても人を受け入れられるようになります。自分も相手と同じようにならなければならないと思ったり、相手を自分の思い通りにしようと考えるところに、不必要な疲れが生じます。人間は一人一人皆異なると知ることです。


3、【周りや相手のせいにしない】

傷つき努力しても報いが少ないと「どうせわかってもらえないのだから」と、あきらめてしまいがちです。それでいて心の奥では、それを相手や周りのせいにする思いがなくならないのです。しかし、もう一歩突っ込んで、相手にわかってもらえないのではなく、まだ相手をわからせることができない、自分の力量不足に気づいたらいいのです。真の成長はそこから始まります。



4、【根本原因が自分のわがままにあることを気づく】

小さい時に甘やかされたり、無視されて育った人は、大人になって人間関係に支障を来します。家で甘やかされた人は外に出たとたんに、周りが家族と異なった対応をすることに戸惑いを感じるからです。また、無視されてきた人は、関わりの経験をもったことがないので、どのように関わってよいのか戸惑うのです。

いずれにしても、このような自分に気づいた人は、自分で自分をしつけていくことです。それは時としてつらく、我慢したり、譲ったり、相手の立場を考えたりしなければならないという意味です。しかし、必ず人間関係のエキスパートになることができるのです。



5、【失敗を恐れない】

一回で事をうまくしようとして成功した人はいません。私たちが毎日お世話になる電球を発明したエジソンですら、灯をともすために二千回も失敗したというではありませんか。
人間関係のエキスパートになるには、決して一日、二日で結果を得ることはできません。人間関係は一生の大事業です。コツコツとやることです。


(915)
6、【傷つくことを恐れない】


()